夏の風物詩と言っても過言ではない甲子園ですが、ついに優勝高校が決まりました。今年は気温もとても熱かったですが、試合も盛り上がり、こちらも熱い夏になりましたね。
優勝高校は神奈川県代表の慶應高校です。とてもおめでたいですね。まずは今回、参加した高校野球部員の皆さんに「お疲れ様でした」とお伝えしたいです。
ただ、そんなおめでたいニュースにちょっと物議が起きているようです。
慶応高校野球部が甲子園優勝
慶應の応援が話題になってるけど、この時の鎌学も凄かったな
— 高校野球 神奈川👍🏻 (@5589gogogo) August 24, 2023
ハマスタが揺れてた
pic.twitter.com/t1Mi0J8U87
上述したように、第105回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)で優勝したのは神奈川県代表である慶應高校です。
なんと107年ぶりの優勝とのことで、歴史的な優勝と言えますね。連覇を狙っていた宮城県代表の仙台育英高校に勝ち、今回優勝を掴むことができました。
最終得点は8対2です。どちらの高校も大変健闘しました。猛暑が続く今夏、たくさんの感動を甲子園ファンに届けてくれました。
慶應高校はOBも多く、今回、優勝したことで様々なアナウンサーや芸能人が祝福の言葉を送っていたことも印象深いです。出身校の後輩が頑張って結果を残してくれて、OBとしてもとても嬉しいですよね。
慶応高校の応援がうるさいひどいと話題
慶應高校、決勝戦! pic.twitter.com/JWNfKHqC7Y
— 竹田恒泰 (@takenoma) August 23, 2023
慶應高校が優勝したという、大変喜ばしい情報が広がり、世間が祝福モードになる反面、少し気になるポイントも同時に注目を集めています。
それが「慶応高校の応援がうるさい」「応援がひどい」というものです。いっときはTwitter(現在X)でトレンド入りするほどでした。そのくらい、甲子園を見ている人のインパクトに残ってしまいました。
SNSでも、慶應高校の応援の声が大きすぎて、仙台育英高校がアウェイに見える、という声が多かったです。また仙台育英高校の選手同士で連携が取れていなかったように見える場面があり、解説者が「応援の声が大きかったことに原因があるかもしれない」といった発言をされています。
テレにでみている人も感じていたことなので、その場にいた人はその声援の大きさを直に感じたかもしれませんね。
慶応高校の応援が嫌い?
慶應高校、107年振りの夏制覇!#慶應高校#甲子園 pic.twitter.com/ohbTTYuuNQ
— 中川 ひろウリュ (@tanys_nakagawa) August 23, 2023
今回の応援に関して話題になったことで、疑問を持つ声が多く上がっており、さらにはネットニュースでも取り上げられたことから、慶應高校の応援に関して疑問や批判的な声も上がってしまっています。
ただ、応援が禁止されているわけではない、という点から「問題ないのではないか」という声も上がっております。実際にダメな行為であれば、関係者が注意していると思うので、そこは大丈夫だったのではないかな、と思います。
そのため、疑問を持った人からしても「意図的に悪いことをしたわけではない」という点から批判というよりも「嫌い、受け付けない」といった声になっていました。
この点に関しては個々人の感想になりますが、ただその声の矛先が高校生たちに行かないことを願うばかりです。
また普段、甲子園をそんなに見ていない層からは「甲子園の決勝戦の応援ってこんな感じなの?」という声も上がっていました。記憶にある範囲では、応援にここまで注目されたことはないと思います。
慶応高校の応援で圧力を受けた仙台育英?
慶應高校優勝!!おめでとうございます㊗️ pic.twitter.com/eW2Dstmjyb
— ゆうさん (@discove58291591) August 23, 2023
今回の件で心配されていることが、やはり対戦相手であった仙台育英高校の野球部員たちに対してです。
仙台育英高校の選手が三振となった際に「わああ」といった歓声とも取れる声が上がっていたこと等、慶應高校が保守の際に上がる声が気になったという声が多かったです。
それが仙台育英高校の野球部員たちの立場からしたら、いい気にならないといいますか、相手の気持ちがわかっていないのかなと思ってしまいます。
たくさんの人が注目する試合で、三振した際に声が上がるというのは失敗を喜ばれているように感じてしまいます。
もちろん悪気はなく、慶應高校は107年ぶりの優勝がかかっていたという期待も多くあったと思います。これを機に応援に関してもルールが出てくるのではないのかな、と思います。
全員にメガホン支給で結局金だと話題
#慶應義塾高校 #甲子園 初戦まであと3日⚾
— 慶應義塾 (@Keio_univ_PR) August 8, 2023
対戦相手を分析するデータ班を含む野球部員、應援指導部、吹奏楽部を中心にそれぞれができることを考えベストを尽くしています。温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。https://t.co/oNKNzsFr5a
応援グッズはこちら📢https://t.co/NNk9z3kDmW#慶應の夏 pic.twitter.com/277ei6Bu3c
応援している中でメガホンの多さも話題になりました。
実際に画像を見ていると、全員が持っているように見えるほど、メガホンで埋め尽くされていますね。配布されているのかをネットやSNSで検索してみたのですが、特段そういった情報は見つけられませんでした。
また、系列高校から応援に来てもらっていたりしたところから、交通費等で費用とかもかかっていると思うのですが、そういったところに疑問を持ったいる人がいるのかもしれません。
でもそこは、嬉しいことはみんなで許由したいという思いがあったのだと思います。優勝の期待もあり、OBの応援も多いのではないかという声もありましたので、高校全体の結束が強いと感じました。
今回、少し違う方向でも注目を集めてしまいましたが、相手への影響がなければ、こういったところも称賛されていたと思います。
まとめ
高校野球の応援は学校で強制的に参加させられるような印象があり、ネットで検索したら少なからずそのような声がありました。今回も、もしかしたら応援に参加した中に野球に興味がない学生もいたかもしれません。
もちろん根強いファンは多い甲子園ですが、多様性が叫ばれている昨今、WBCの時も情報番組のコメンテーターが「興味ない」とコメントすることもありました。そういった風潮は個人的にはいいと思っていて、もう少し他の部活と熱量が平等になってほしいなとは思います。
今回慶應高校は、丸刈りや長時間の練習をしていないことから「時代にあった部活だ」と称賛の声も多いです。
すごくいい価値観を示してくれた学校だからこそ、今回の試合を機に時代にあったルールができてくれたらいいなと思います。